キリンビール、名古屋工場で自動ラックなど増強 2024年問題で10億円投資
名古屋工場に新設したレイヤー自動ピッキング
キリンビール名古屋工場の新自動ラック
キリンビールは物流の2024年問題への対応に10億円を投資する。6月から名古屋工場で自動倉庫に「新自動ラック」と同社工場で初となる「レイヤー自動ピッキング装置」を導入。倉庫内のスペースについても清涼飲料用を酒類用に再整備する。これらにより倉庫の収容能力を3.3倍に増やすとともに保管効率をアップさせ、ドライバーが働きやすい環境の整備や荷待ち待機時間の短縮といった喫緊の課題解決につなげる考えだ。
新自動ラックについては、トラックへ積む貨物を出庫する自動