片栗粉特集:“とろみ”高齢者メニューに最適 外食・業務向けが好調

粉類 特集 2015.10.07 11255号 07面
牛・豚価格の高騰でスーパーや外食でも鶏肉需要が増えている。中でも「唐揚げ」は欠かせないメニューであり、唐揚げの打ち粉である片栗粉にも影響がないわけではない(写真提供=川光商事)

牛・豚価格の高騰でスーパーや外食でも鶏肉需要が増えている。中でも「唐揚げ」は欠かせないメニューであり、唐揚げの打ち粉である片栗粉にも影響がないわけではない(写真提供=川光商事)

北海道産バレイショでんぷんを100%使用した片栗粉に付与される「認証マーク」

北海道産バレイショでんぷんを100%使用した片栗粉に付与される「認証マーク」

 片栗粉は、スーパーの乾物の中で最も配荷率が高く、安定的に数字を稼げる優等生だ。定番の棚や特売のエンドに置けば年間を通して売れ、使う時期や季節を問わない。片栗粉は主に、料理のとろみ付けや揚げ物の調理用粉として使用されるが、近年では嚥下(えんげ)が困難な高齢者メニューとして片栗粉の“とろみ”の活用が期待されている。(三井伶子、海野裕之、徳永清誠、堀江勝)  ●原料事情:生産量前年並み 作付けは横ばい

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