PETボトル麦茶市場が伸長する一方で、煮出した本格的な麦茶の味わいをアピールした商品がヒットしている
22年の麦茶市場は、ティーバッグ麦茶がPETボトル麦茶に大きく差を付けられた。コロナ禍でティーバッグ麦茶は全般的に動きが低調で、22年も天候要因やコロナ影響で前年を下回った。今年は猛暑の予想もあり、最需要期に向けた原料麦販売の動きも好調のようだ。新型コロナの位置付けが5類に移行し、今年の消費回復に期待する声は大きい。(三井伶子)
近年麦茶は通年飲料化しているものの、依然夏場の需要が高く、夏の天候に