旬眠システムで処理したカンパチを手にする水産健児・井之本聡社長(左)と、おさかな企画卜部社長
簡単に殻を開けられるカキや生きたままのマグロ流通を披露してきたおさかな企画(大分市、097・551・1323)が、簡便・安価な鮮魚加工システム「旬眠(しゅんみん)ファミリー加工システム」(以下「旬眠システム」)を2009国際食品工業展(FOOMA JAPAN・東京ビッグサイト)に出展した。同システムは、一貫した無菌加工と殺菌効果の高い熟成オゾン水を使うことで、取れたての魚の味を一般消費者に提供するものだ。同社の卜部俊郎社長は「旬眠システムは、苦しい経営が続く漁業生産者に差別