国連WFPにノーベル平和賞 飢餓・難民問題、自立支援の功績高く評価

総合 ニュース 2020.10.14 12131号 02面
デイビッド・ビーズリー事務局長(C)WFP/Mohammad Gamal

デイビッド・ビーズリー事務局長(C)WFP/Mohammad Gamal

ノルウェーのノーベル委員会は9日、2020年の「ノーベル平和賞」を国連世界食糧計画(国連WFP)に授与すると発表した。

同組織は1961年設立された世界最大の人道支援機関。毎年約80ヵ国8000万人以上に食糧や自立のための支援を行い、飢餓問題、難民問題に取り組んでいる。

近年は気候変動、宗教・民族対立による難民問題、新型コロナウイルスの感染拡大などで支援活動の困難さが増している。

子どもたちに給食を届け、自立を支援する「レッドカップキャンペーン」も配給のインフラ確保が喫

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