12月商業動態、11月と傾向変わらず
経済産業省が発表した20年12月の商業動態統計月報(速報)は、再び新型コロナの感染が拡大した時期ではあるものの、各業態の傾向は11月と大きくは変わらなかった。スーパーとドラッグストア(DgS)の伸長率は鈍化、百貨店とコンビニエンスストア(CVS)は前年割れが続いている。
百貨店は既存店ベースで前年比13%減だった。北海道の落ち込み幅が最も大きく、関東・中部・近畿・四国の大都市圏も他のエリアに比べると低調だ。食品は同7.8%減で、3ヵ月続けて1桁台の