AIを活用した夾雑物除去システム。AIと人の協働作業により精度を高めながら、負荷を軽減する
カゴメは、AIを活用した夾雑物(きょうざつぶつ/トマトの変色部や皮、ヘタなど)除去システムを同社茨城工場に導入し、11月から本格稼働を開始した。これは、将来的な労働力不足の解消とともに、持続可能な製造現場の実現を目指す取組みとなる。
同社によると、トマトソースやサルサなどの製造工程において、原料のダイストマト(トマトの皮を剥いてダイス状にカットしたもの)に夾雑物の混入がないか確認し、取り除く作業は作業者の経験や技量が必要な工程になるという。現在、こ