会見する(左から)山形芳弘執行役員、後藤康夫常務、松居伸一専務、善当勝夫取締役、大春道也財経部部長
J-オイルミルズはこのほど開催した決算発表会(本紙既報)で、直近の原料状況や同社マーガリン事業の概要、事業本部制移行に伴う方針などを報告した。歴史的な環境悪化を背景に「全方位でのコスト削減に取り組んだ」(松居伸一取締役専務)結果、目標に肉薄する営業利益を記録した同社だが、原料事情は依然予断を許さない。マーガリンは業務用新ブランド「グランマスター」が上々のスタート。4月から移行した事業本部制では「一枚岩の中で相乗効果を生み出したい」(善当勝夫取締役常務執行役員)と強調した。