キユーピー、国内ドレッシングの成長角度引き上げ 汎用化提案を推進

調味料 ニュース 2019.09.09 11938号 01面
「炒める」「漬ける」「味を決める」などドレッシングの新領域を本格推進する

「炒める」「漬ける」「味を決める」などドレッシングの新領域を本格推進する

汎用化提案で活性化狙うキユーピー陣(写真左端が櫻木康博執行役員)

汎用化提案で活性化狙うキユーピー陣(写真左端が櫻木康博執行役員)

 旺盛な野菜摂取意向を背景に、調味料屈指の安定成長を継続する国内ドレッシング。最大手のキユーピーが今秋、成長角度をもう一段階引き上げる取組みに着手する。3日、使用実態ベースで94%を占める「サラダ」からの脱・依存を図り、「炒める」「漬ける」「味を決める」など“汎用(はんよう)化提案”を本格推進する方針を示した。軌道に乗れば約900億円(家庭用・諸説あり)の市場規模が大きく伸長することは確実。汎用性領域は野菜高騰に左右されにくく市場のターニングポイントとなりそうだ。

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