キユーピー、「やさしい献立」4品を発売 舌でつぶせる区分でレンジに対応

キユーピーは、市販用介護食「やさしい献立」の“舌でつぶせる”区分で、電子レンジで温められるカップ容器入り主食メニュー4品=写真=を6日から全国発売している。UDF区分である“舌でつぶせる”は細かな具材を舌でつぶせるくらいに軟らかくし、とろみをつけて食べやすくする必要があるため、調理に手間がかかる。調理に慣れていない人や、働きながら介護をしている人などの食事関連の負担軽減を支援するため商品化した。

新商品群では、従来以上に手軽に市販の介護食を活用してもらうため、電子レンジで温められるカップ容器入りで開発。食器に移さずに提供でき、食事の準備、配膳、後片づけなどの負担を軽減できる。また、温めずにそのままでも食べられるので、外出先での食事や災害時の非常食としても活用できる。

展開するのは、軟らかく仕立てた鶏肉のうまみやゴボウの風味を引き立てた「やわらか鶏釜めし」、5種の具材を使い、香味油で香り高く仕上げた「やわらかチャーハン」、トマトのうまみが効いたチキンライスにまろやかな卵を加えた「やわらかオムライス風」、炒めた玉ネギとリンゴの甘さ、香辛料の風味で味わい深い「やわらかカレーライス」の4品。

いずれもメニューに合わせて味や香り、彩りにこだわり、食塩相当量は1個当たり0.9g以下。加熱すると固くなり、食べにくくなる肉は独自技術で軟らかくしている。食事の柱となる主食メニューに和・洋・中のラインアップを充実させることで、手軽に毎日の献立の幅を広げることができる。

国内総人口は近年減少が続いているが、65歳以上の高齢者は総人口の28.1%と過去最高で、今後も在宅介護を受ける人が増えることが推計されている。同社は今後も、「やさしい献立」シリーズを通じ、介護関係者・被介護者の人の食のニーズに対応する。(村岡直樹)

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