森永乳業ら4社、モーダルシフト化で団結 流動食のラウンド輸送開始

輸送に導入した「31フィートスーパーURコンテナ」

輸送に導入した「31フィートスーパーURコンテナ」

4社によるラウンド輸送のスキーム

4社によるラウンド輸送のスキーム

 森永乳業は1日、日本通運、日本貨物鉄道(JR貨物)、日本石油輸送とコンソーシアムを組み、同社が製造する流動食のラウンド輸送を開始した。生産拠点のある神戸と盛岡・仙台間をモーダルシフト化し、流通業務の効率化を図る。環境面でもCO2排出量を約72%、年間排出量で約184tの抑制が見込まれる。
 ラウンド輸送とは、貨物を目的地で降ろした後、空の状態で回送することなく、貨物を積み出発地まで戻ることで、往路と復路の車両の積載率を高め、ドレージングコスト(コンテ

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