食用油、コスト環境最悪に J-オイルミルズ、大幅値上げ

 食用油全般のコスト環境悪化が止まらない。足元での円安基調も重なり、国内採算性は歴史上最悪の局面にある。世界的に旺盛な需要に加え、脱炭素社会への関心増を背景とするバイオディーゼル向け需要も拡大。さらに原料主産国の減産などにより、需給ひっ迫が継続・加速し、原料相場は従来以上に騰勢基調だ。これらを受け、J-オイルミルズは9日、7月1日納品分から油脂製品の価格改定を実施することを発表。油脂製品全般の価格改定は4月に続き今期2度目で、21年4月以降では6回目となり、上げ幅も最大だ。