フードテックEvolution:国内PBF 簡便性・選択肢で開拓 グリーンカルチャー今夏一挙7品
金田郷史CEO
おいしさや健康価値を前提に、簡便性や選択肢、個食対応などの強化も求められるPBF。“再現性勝負”から次の局面に入りそうな気配だ(写真=「Greenデリ 精進角煮(ル-ローハン)」)
サステナビリティ性や健康価値に優れ、味覚面でも著しく向上しているプラントベースフード(PBF)。フードテックの中核的領域として市場規模は右肩上がりを続けるが、潜在需要開拓の側面では取り組むべき課題も多い。その一つが他の加工食品ではすでに導入済みである「簡便性」と「豊富な選択肢」の両立だ。フードテックベンチャーのグリーンカルチャーでは今夏、レンジアップが可能なメニュー系家庭用シリーズ「Greenデリ」を一挙に7品展開。おいしさを前提とする豊富な選択肢や調理の簡単さ、個食などの