不二製油グループ本社、カカオ高騰対応へ コンパウンドチョコなど提案

酒井幹夫社長

酒井幹夫社長

 不二製油グループ本社は現中計最終年度となる24年度、カカオ価格高騰への対応と、傘下の米国チョコレート企業・ブラマー社の構造改革を重点施策に位置付ける。カカオ価格高騰にはコンパウンド(CP)チョコレートの提案などで需要に対応し、ブラマー社では5月末にシカゴ工場を閉鎖、コスト削減を見込む。いずれも次期中計へ向けたさらなる事業基盤強化につなげるもので、10日の決算説明会で示した。
 中計最終年度の24年度見込みは営業利益200億円、ROE4.4%、独自指標

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