似たモノ商品徹底比較:オートミール 人気急上昇、ケロッグ参入も

農産加工 ニュース 2021.05.03 12223号 05面

 コンセプトやパッケージデザイン、ネーミングなど、似ている商品を取り上げ、それぞれの特徴を解説。さらに消費者の反応も交え、類似商品が出ていることで分かる“話題の商品”を探る。

 ◆類似点・相違点のポイント

 日本ではあまりなじみのなかった「オートミール」が、ヘルシー食材として人気急上昇中だ。輸入品も目立つ中で、今春には日本ケロッグも参入し、選択の幅も広がってきている。

 そこで今回は「オートミール」を徹底比較した。

 印象などによる試食前の1位は「インスタントオートミール〈オリジナル〉」(クエーカー、輸入品)。昔から目にしたことのあるマークと英字パッケージ、そして小袋仕様になっている点で、好感度が最も高かった。2位は「オートミール」(日本ケロッグ)で、シリアルメーカーとしての絶対的な安心感から票を得た。

 試食後も、クエーカー社が1位。塩気がほんのり感じられ食べやすく、食事としての使い勝手の良さも評価された。

 「milkyオートミール」(ライスアイランド)は、バランスの取れた味わいと、コスパの良さで2位。また「プレミアム ピュアオートミール」(日本食品製造)は、ふやけ感、軟らかさ、写真での調理例の分かりやすさが評価された。「オートミール」(ケロッグ)は、味や香りにクセがなく、初めての人には食べやすいとの意見があった。

 「オートミール」について“よく知らない”“食べたことのない”モニターが半数超だった今回のアンケート。

 現在の「オートミール」人気については、「一過性のはやりもの」「シリアルより面倒だし、食べていて楽しくない」との声もある。

 ブームで終わらず、主食として好んで食べられ続けるためには、実際に効果を感じることが重要と思われるが、そのためにも、機能性はもちろん、消化の実証についてや、日本人に合ったレシピ紹介も増やすなど、情報面の周知に関して必要なことも多そうだ。

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 詳しくは、月刊「食品新製品トレンド」の「徹底比較」コーナー参照。同誌では、新製品開発に役立つ情報やヒント、市場動向など多数の記事を掲載しています。

 ▽専用HP「食@新製品」http://foodsnews.com/

 ●クエーカー「インスタントオートミール〈オリジナル〉」

 ▽発売日=(スタンドアップパウチタイプ)18年3月22日、全国▽価格/内容=583円(税別)/28g×12袋(箱)、498円(税込み)/270g(スタンドアップパウチ)▽商品特徴=食物繊維たっぷりのオーツ麦に塩でシンプルに味付けした。カルシウム、鉄分、ビタミン配合。1食分ずつ小分け袋入り。

 ●日本ケロッグ「オートミール」

 ▽発売日=4月1日、全国SM、ドラッグストアなど▽価格/内容=OP/330g袋▽商品特徴=無添加にこだわり、厳選された上質なオーツ麦100%使用。オートミールならではの穀物の風味と食感を楽しめる。白米ご飯と比べて糖質が約3分の1。

 ●日本食品製造「プレミアム ピュアオートミール」

 ▽発売日=06年9月、全国▽価格/内容=382円(税別)/300g袋▽商品特徴=オーツ麦(えん麦)100%使用。国内の工場で特殊焙煎した。保存料、着色料不使用。鉄分、ビタミンB1が豊富に含まれ、食物繊維は精白米の約20倍、玄米の約3.5倍。

 ●ライスアイランド「milkyオートミール」

 ▽発売日=20年12月7日、ライスアイランド店舗、通販▽価格/内容=411円(税別)/500g袋▽商品特徴=細かく砕き、水分が早く浸透するので調理時間が短い。初心者向けの食べやすいタイプ。食物繊維、ビタミンB1、鉄配合。

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