テーブルランド「とろ~りなめ茸」(左)とナガノトマト「なめ茸ボトル入り」
「ご飯のお供」を代表する、なめ茸。エノキ茸を醤油ベースで甘じょっぱく味付けしたポピュラーな味わい、買い求めやすい価格などを武器に、半世紀以上にわたって家庭の食卓を中心に親しまれている。その定番に、変革期が訪れている。
転換点となりつつあるのは、プラスチック容器だ。なめ茸といえば、特徴的な偏平型ガラス容器に入った瓶詰食品として高い市場認知を誇っているが、10年ほど前にナガノトマトがプラ製のボトル入りタイプを発売。業界トップのテーブルランドも昨年春から