胃心伝真-コスト負担
食品業界生販三層の間で取引慣行改善が今後、共生を目指して公取委のガイドラインに沿ってどう展開するか注目されるところだ。小売業のバイイングパワーを抑え、新しい取引基準を示したガイドラインだが、その中で多頻度小口配送については、具体的な事例は示されていない▼小売業側の論理は「生活者のニーズに応えるため」との大義名分で毎日配送、あるいはリードタイムの短縮を要求し、小売店頭で売れただけ補給する、いわゆるカンバン方式は、自動車業界でも見直し時期に入っている。この小売業の売れただけ供給し