食用色素赤色106号の発癌性に「シロ」判定
食用色素の赤色一〇六号(アシッド レッド)の癌原性試験を実施していた奈良県立医科大学の日浅義雄教授らは、ラットに対し一〇六週間を超える期間、大量に摂取させた結果が、腫瘍の発生は自然発生と有意差がなく、赤色一〇六号については癌原性は認められないとの結論を出した。 食用赤色一〇六号は昭和42年と56年の過去二回、癌原性試験を行っているが、いずれの試験でも癌原性は確認されていない。食品では、しば漬けをはじめとする漬物類や、鯛(たい)デンブなど鮮やかなピンク色
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