輸入ワイン特集 フレシネ社・スペイン最大のカバメーカー
輸入ワインが不振のなかで発泡酒が伸びているが、そのなかでスペインの「カバ(発泡酒)」の伸びが目立っている。カバはスペイン・バルセロナの南西四〇㎞にあるペネデスを中心につくられている。一九世紀後半、フィロキセラ(ブドウ根油虫)が発生、その被害によってブドウ畑の改植が進められ従来の赤ブドウ品種にかわって白ブドウの品種が植えられるようになった。そのころ、フランス・シャンパーニュ地方を旅したホセ・ラベントスはこの白ワインに目をつけ発泡酒の製造をはじめた。一八七二年にスパークリングワイ
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