米国の飲料缶事情 スチール缶の消える日 なぜ壊滅的打撃を受けたか

缶詰 ニュース 1993.09.03 7589号 6面

日本とは対照的に炭酸飲料が圧倒的に多い米国では、アルミ缶はスケール缶を駆逐する勢いを見せている。あらゆる観点から見ても米国市場のスチール缶は早晩姿を消すのではないかと、ビバレッジ・ワールド・インターナショナル誌6月号は次のように報じている。 缶製造協会によれば九二年のスチール缶の出荷量は一〇・四%低下した。米国の飲料缶に占めるスチール缶のシェアは前年比三・四%減となり、今やわずか三%にしか過ぎない。最後まで操業していた一二オンス(三五五㍉㍑)スチール缶

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