日本百貨店協会、5年10月の売上高 6大都市はやや回復
日本百貨店協会(東京都中央区、03・3272・1666)がまとめた「平成5年10月全国百貨店売上高概況」によると、売上高七四〇六億円で前年同期比六・五%減(店舗数調整後)と減少幅を縮め4月の水準に戻したが、二〇ヵ月連続して前年割れとなった。地区別では六大都市が水準を戻したが、地方ではマイナス幅を広げた。主要商品では、身の回り品や食料品では地方でプラスに転じたところもあったが、全体的には家具、紳士服などの不振が重くのしかかり、全体ではマイナス幅を縮めたにとどめた。
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