森永製菓（株）（東京都港区、０３・３４５６・０１２８=松崎昭雄社長）は、若者に人気のチューイングキャンデー「ハイチュウ」の新ＴＶＣＭのキャラクターにアメリカの映画女優ウーピー・ゴールドバーグを起用し、２月から全国でオンエアする。

「ハイチュウ」は、チューイングキャンデー市場ナンバー・ワンのシェアを誇り、菓子好きの女子中学生や女子高校生に圧倒的な人気を得ている。ストロベリー、グレープ、オレンジなど全八種類というフレーバーの豊富さも人気の理由の一つとなっている、実に味のバリエーション楽しめる商品。

「ハイチュウ」のＣＭは今までに、とんねるず、シャインズ、坂井真紀ら、その時々の若者に人気のタレントを起用、話題を呼んできた。

今回のＣＭ起用の理由は、無名な役ばかりという映画「天使にラブ・ソングを…」を話題作にまで引き上げたウーピーの個性的な力強い演技力に注視し、これを起用することで「ハイチュウ」新ＣＭにインパクトを与えて話題化を期待したほか、彼女の持つユニークなキャラクターが「ハイチュウ」の主な購買層である女子中・高校生に注目されているからである。

ＣＭでは、チューイングキャンデー「ハイチュウ」のとりこになったウーピーが、おいしさをコミカルでパワフルな表情・演技で表現する。

ウーピー・ゴールドバーグ（四九年１１月１３日、アメリカ・ニューヨーク市生まれ、四五歳）は、八五年スティーブン・スピルバーグ監督の「カラーパープル」に主演してメジャーデビューをし、その後九〇年「ゴースト／ニューヨークの幻」でアカデミー助演女優賞を受賞、九二年「天使にラブ・ソングを…」では主役を演じ、いずれもパワフルでユニークな演技力で多くの人を魅了し、世界中でヒットさせた実力ある女優である。現在、主演作品「コリーナ、コリーナ」が日本で公開中で、話題を集めている。