大手商社の豪州での肉牛肥育、米国産の攻勢で苦戦

大手商社の豪州での肉牛肥育事業は、丸紅(株)がレンジャース・バレー・キャトル・ステーションを八八年から、三菱商事(株)がキララ牧場を七一年から、それぞれNSWで展開しているが、供給過剰による値崩れと昨今の豪ドル高、米国産牛肉の攻勢などで苦戦を強いられている状況だ。 実際、豪州産牛肉の対日輸出量は、「昨年12月単月で、史上初めて米国産牛肉の対日輸出量を下回った」(オーストラリア食肉畜産公社)。最も米国産牛肉の攻勢の影響を受けたのが、ショートフェッドといわ

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: 海外展開 丸紅 三菱商事