カゴメ、トマトジュースの広告を3年ぶり再開

カゴメ(株)(東京都中央区、03・3861・7620)は、商品イメージのリフレッシュに向けてトマトジュースの広告を三年ぶりに再開する。

トマトジュースには他の飲料とは違うおいしさがある。飲む人の多くは「あの味が好きだから」という理由で飲んでいるようで、トマトに食塩だけの「あの味」、つまり「よけいな味がしない」ということである。したがって、今回のTVCMはこの言葉をまん中にすえて、主なユーザーである四〇~五〇代男性だけでなく二〇~三〇代の若い層にその存在をもう一度強力にアピールする。

タレントには、いま最も注目されている若手俳優・浅野忠信(写真)を起用。言葉の通りよけいな要素を排除、彼がひたすらうまそうに飲むだけのシンプルなCM。ごくごくと飲む音も、口についた赤い滴もリアルな質感を感じさせる。飾りたてたCMが多い中で逆に高い注目を集めるものと予想される。

広告スケジュールと出稿量は、TV番組が6月21日~9月いっぱいで二〇〇〇GRP、スポットが6月21日~8月21日まで二〇〇〇GRP。交通広告は8月25日~9月4日新B額面で首都圏・仙台で。

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