「ジャパンパック’97」 包装機械工業の歴史=現在は世界最大の生産国に
わが国の包装機械工業は、昭和30年代以降急速に発展した業界であるが、基本的には他産業と同様に欧米の技術に学ぶ中で、独自の技術を創造し、発展してきたのが実情である。 昭和42年に日本包装機械工業会を設立し、業界の基盤づくりがスタートした当時は、生産高もわずか二九〇億円であったものが、現在(平成7年度)では四二八三億円の規模に拡大し、世界最大の生産国までに成長した。 このように、わが国の包装機械工業は、短期間で急成長を示したが、包装