ふりかけ・お茶漬特集:東日本ふりかけ元祖「是はうまい」渋谷竜一郎氏に聞く

大正から昭和の中頃にかけて「是(これ)はうまい」というふりかけがあった。ふりかけは今でこそ家庭の食卓に浸透しているが、当時は「“ふりかける”だけの簡単さで、ご飯がおいしく食べられる」新発想の商品とされ、注目を集めた。昔から日本人の食生活は米食が中心なだけに、一般の人はもちろん皇族や財閥の人まで買い求めるなど、大変な人気を誇ったという。開発したのは福島県で食品会社を経営していた甲斐清一郎氏。現在も業界では「東日本のふりかけの祖」と名を残す。 このほど甲斐

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