厚労省、狂牛病対策で脳など混入確認の食品「使用禁止」を通達、自主回収求める

ニュース 総合 2001.10.08 8910号 1面

厚生労働省は5日、食品業界などに対する狂牛病(BSE、牛海綿状脳症)対策を正式に通達した。牛由来の原材料について点検とその結果の保健所への報告を求めた。狂牛病の原因である異常プリオン(タンパク質の一種)が蓄積しやすく、危険部位となっている脳、眼、脊髄、回腸の一部分が混入を確認した食品は、販売中止と自主回収を要求した。 千葉県で発見された狂牛病の牛と同じ場所、同時期に飼育されていた牛七〇頭からは異常プリオンが検出されておらず、狂

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