タイの農水産物・食品輸出の現況(6)エビ、外貨獲得に貢献
◆タイのエビ生産 エビはタイの外貨獲得において大いに貢献している品目だ。養殖のブラックタイガー種が生産のほとんどであり、冷凍、冷蔵、ボイル、缶詰、エビフライ、その他調製品などに加工され輸出されている。近年、ベトナム、ミャンマーなどの後発国の追い上げにより、価格面で国際競争力を失いつつあり、付加価値を付けた調製品に移行しつつある。 エビの生産は、養殖面積では九一年が四七万ライ(一ライ=〇・一六ヘクタール)、九七年の四七万五一一七ラ
◆タイのエビ生産 エビはタイの外貨獲得において大いに貢献している品目だ。養殖のブラックタイガー種が生産のほとんどであり、冷凍、冷蔵、ボイル、缶詰、エビフライ、その他調製品などに加工され輸出されている。近年、ベトナム、ミャンマーなどの後発国の追い上げにより、価格面で国際競争力を失いつつあり、付加価値を付けた調製品に移行しつつある。 エビの生産は、養殖面積では九一年が四七万ライ(一ライ=〇・一六ヘクタール)、九七年の四七万五一一七ラ