キリンビバレッジ、「生茶」近畿圏のシェア拡大へ大阪で街頭サンプリング

キリンビバレッジ(株)(東京都千代田区、03・5821・4003)は8日、大阪市中央区の「KPOキリンプラザ大阪」前で「キリン生茶」の街頭サンプリングを実施した。佐室瑞穂社長や根本益博関西支社長らが参加し、PETボトル三〇〇〇本を通行人に配布するなど、近畿圏における同ブランドのさらなる浸透とシェアアップにつなげた。

「生茶」は、二〇〇〇年3月の発売以来、清涼飲料業界の無糖茶ブームの火付け役となり、今4月中には販売累計一億ケース(三四〇g缶容量換算で約三一缶に相当)を突破する見込み。同社では今年度、「生茶」の徹底したブランド育成を最重要課題と位置付け、商品、広告、販促、営業活動を連動させた大規模な施策「生茶フレッシュ!フレッシュ!フレッシュ!作戦」を3月1日から4月30日まで展開している。その一環としてのサンプリング活動となったが、「関東に次ぐ大市場として、これから近畿圏のシェアを拡大していく」(佐室社長)との方針から、今回大阪だけで実施した。

サンプリングは正午から一時間程度行い、昼時でにぎわう大阪ミナミの中心地、戎橋前の「KPOキリンプラザ大阪」で、揃いのはっぴを着て「生茶」の二八〇ミリリットルPETボトルを約三〇〇〇人に一本一本手渡した。

佐室社長は「大阪のナンバーワンスポットだけあって反応がよかった。生茶をよく知っていて手を出してくれたり、『ありがとう』と声をかけてくれた人も多かった」と消費者と直に接した手応えを感じていた。

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