日本たばこ産業、10周年「桃の天然水」CMに華原朋美が再登板
日本たばこ産業(株)(=JT、東京都港区、03・3582・3111)は7日、発売10周年を迎えた「桃の天然水」のテレビCMに初代イメージキャラクターの華原朋美を起用する。2日、東京・港区のJTアートホールで新CMの発表会を開催、会場には華原も参加し、同商品のPRやCM撮影のエピソードを語った。
元気いっぱいの笑顔と豪快な飲みっぷり、楽しそうな「ヒューヒュー!」のセリフで同商品の顔となっている華原だが、この日は“大人の女性”を感じさせる黒いドレス姿で登場。8年ぶりの同商品のCM出演に、「今まで出演したCMの中で最も思い入れのある作品なので光栄」と喜びを表すとともに、「一口飲んだら二口目が欲しくなる、すっきりした味わいがお気に入り」と同商品の魅力を語った。
CMではバスローブ、浴衣、ボクサースタイルなど初代放映当時の衣装を着た華原が「ヒューヒュー!」という定番のフレーズとともに笑顔で次々と登場。その後、場面が変わり、ピンクの背景に黒いバスローブを羽織った華原が、艶のある表情でゆっくりと振り返る、というストーリーになっている。過去のCMの名場面を紹介しつつも、華原と同商品の新たな一面を表現する内容となった。
同商品は、1996年に現在定番カテゴリーとして確立しているニア・ウオーターの先駆けとして登場。98年に1600万ケースを販売したほか、累計でこれまで5000万ケースを売り上げるなど、同社飲料事業の基盤を構築した。「消費者アンケートによると、華原さんの印象が非常に強いことが判明した」(山口智之ブランドマネージャー)ことから、今回のCMで存在感を高める方針だ。
(村岡直樹)