三井農林、広島工場が本格稼働 西日本の生産物流拠点に
国内紅茶最大手の三井農林(株)(東京都港区、03・3539・6435)に念願であった西日本の生産・物流拠点が誕生した。建設・試験稼働を進めてきた広島工場が3日に本格稼働を開始、最新鋭の製造設備に加え物流センターを併設することから、「西日本における効率的な安定供給の飛躍的向上が実現する」(賀好弘志社長)ことは必至だ。また、同社製品製造の将来を担う工場としてHACCPにも対応し食の安全・安心を確保しており、リーディングカンパニーとして業界活性化への取組みを凝縮した新工場となった。