中央酪農会議、「牛乳に相談だ。」キャンペーン中高生認知率84%で大成功

全国の生産者団体で組織する(社)中央酪農会議(東京都千代田区、03・3245・7621、略称中酪)は2月下旬の1週間、05年度冬期「牛乳に相談だ。」キャンペーンの効果測定調査をインターネットで実施、全国2300サンプルを集めた。その結果(速報)、東京の中高生の認知率は84%(前回夏期63%)と高く大成功だった。「キャンペーンとしては成功だが、18年度は実際に飲用に結びつけることが課題」(前田浩史事務局長)。

キャンペーンの認知が高まったのは、首都圏を中心にTVCMを実施し、中高生男女ともに「CMが面白い」ことをきっかけに牛乳への関心が高まった様子がうかがえる。認知者のうち、約95%がTVCM、続いて20%が雑誌広告、15%が駅のポスターとなっている。

キャンペーンによる意識・行動の変化については、前回の夏期に比べ「牛乳への好意」や「牛乳の会話」が増加。特に、ターゲットの中高生の約2割が「牛乳をもっと飲むようになった」と回答している。TVCMでは、女子向けの“ラブレター篇”は前回の“シンデレラ篇”より印象度が大幅にアップ。男子向けの“ライオン篇”は前回の“バスケ篇”とほぼ同じ高い印象度となった。

今後は、調査結果をさらに整理するとともに、再度調査も検討している。

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