コメ価格形成センター、ルール改定へ 買い手主導で先渡取引も
(財)全国米穀取引・価格形成センター(コメ価格センター)の取引ルールが変わる。農水省のコメ価格センターの取引のあり方等に関する検討会は3月23日、報告をまとめた。卸売業など買い手が主導権を握り、産地や希望価格などを先に示し、それに産地の農協などが応える方式での取引も認められる。同センターの運営委員会がルールの細部を詰め、06年産主要銘柄が出回る9月から実施の予定。 コメ価格センターは自主流通米の量や価格の安定を目的に設立された財団法人だが、コメが民間流