メルシャン、日本ワインで市場活性化 海外評価を逆輸入

酒類 ニュース 2019.05.27 11881号 01面
9月にオープンするワイナリーを紹介するとともにブランドのさらなる成長を目指す(右端が長林道生社長)

9月にオープンするワイナリーを紹介するとともにブランドのさらなる成長を目指す(右端が長林道生社長)

 メルシャンは国産ブドウだけで造る「日本ワイン」事業で、海外の需要開拓を強化する。輸出や情報発信で海外での価値を高め、国際的な評価を「逆輸入」する形で国内消費の拡大を図る。同社の長林道生社長は23日、東京都内で開いた会見で「日本のウイスキーは海外で評価されて国内市場が活性化した。同じことをワインでもやっていきたい」と述べた。
 踊り場と指摘される国内ワイン市場だが、長林社長は日本ワインを市場活性化の最大の鍵と位置付ける。日本ワインのシェアは国内ワイン市

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら