近鉄百貨店は物価高から価格を意識する傾向が強まる消費者に向け「送料無料」「送料込み」ギフトを強化
関西中四国エリアの歳暮商戦が本格化している。今年は新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いが5類移行後初の年末年始となるため、各社ともに会食機会の増加を想定した鍋などの商品ラインアップを拡充している。取引先などに贈るフォーマルギフト需要が減少する一方で、親しい家族や友人に贈るカジュアルギフト需要は伸長し続けており、歳暮ギフトの位置付けはバレンタインデーやクリスマスのような個人間のシーズンイベントになりつつある。(岡田幸子)