外食復活へ、鍵は「持ち帰り容器」 外商強化・注文喚起を両立

外食 ニュース 2021.03.01 12194号 01面
北海道苫小牧市「金剛園」の持ち帰り用の焼肉弁当容器は白飯と副菜付きで300円

北海道苫小牧市「金剛園」の持ち帰り用の焼肉弁当容器は白飯と副菜付きで300円

 コロナ不況ばかり叫ばれている外食産業だが、アフターコロナの巻き返し策に関心が集まり始めている。コロナ禍の打開に打ち出したテークアウトの再強化、食品ロス削減推進法の施行に伴う食べ残しの意識改革、それらを両立させ通常回復にプラスオンを狙う試みである。いずれも「持ち帰り容器の活用」がキーワードだ。(岡安秀一)

 北海道苫小牧市の焼肉「金剛園」(9店)は昨年5月、コロナ禍の打開策として弁当と精肉のテークアウ

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