モヤシ生産者ピンチ もやし生産者協会、原価高騰で価格是正を懇願
林正二理事長
モヤシの生産現場が窮地にさらされている。工業組合もやし生産者協会は、原料種子の高騰、固定経費の上昇、小売価格の停滞によってモヤシ生産者の健全経営が限界に達している窮状について、売価是正の理解を求める書簡を流通関係団体など約700ヵ所に送付した。
モヤシの主原料である中国産緑豆の価格は、作付面積の減少や産地の人件費高騰、天候不順などで高騰が継続。原料相場は1995年比で3倍以上に跳ね上がっている。一方、小売価格は同2割以上ダウン。さらに賃金上昇や人手