大森屋、「秋のディスプレイコンテスト」実施 最優秀賞に松源河内長野店
【関西】大森屋は流通大量陳列コンテスト「秋のディスプレイコンテスト2011」を実施したが、大陳コースの最優秀賞を受賞した松源の河内長野店の表彰贈呈式を12日、和歌山市の松源本社で行った。
キャンペーンは昨年10月1日~11月30日の期間、大森屋の全商品が対象で、その中でも緑黄野菜、カリカリ梅シリーズのふりかけ類、手巻き家族、ぱりうま、おかず・おにぎりなどの海苔製品と、新製品のたけのことちりめん山椒、カリカリ梅しそひじき、同たらこ昆布などの29品の必須商品の中から大陳コースは必須商品10ケース以上を含む、同社商品20ケース以上。エンドコースは必須商品6ケースを含む同社商品を10ケース以上。期間内に1週間以上売場展開することが参加条件。
全国から2200店舗の応募があり、1月30日に審査。稲野達郎常務、川口良夫常務や販促企業幹部の出席のもと、陳列のボリューム、オリジナリティー、選びやすい売場などの基準で選考した。
最優秀賞に大陳コースは松源河内長野店。エンドコースは京都生活協同組合コープ宇治神明店。優秀賞は大陳コースはながの東急ライフほか3店。エンドコースは新鮮市場笠柄店ほか3店。大森屋賞は大陳コースが九州屋富士見台店ほか9店。エンドコースはサニーマート椿店ほか9店が受賞した。
最優秀賞に選ばれた松源の贈呈式には、大森屋・稲野幸治社長と川口常務が、松源からは島田康夫専務取締役営業本部長、桑原太郎営業部長が出席して、賞状と賞金30万円が贈呈された。
●稲野社長の話
私は若い時に松源さんに営業に訪れたことがあり、懐かしく思い出す。当時、女性の商品本部長、山路常務さんに指導していただいたことなどが、今日の当社につながっている。時代も変わり、松源さんの昨年11月にできた、新本社屋のある和歌山インター店は素晴らしい店である。また、受賞店の河内長野店のディスプレイは審査員全員一致での最優秀賞入賞で、そのように成長されている松源さんに受賞していただいてうれしい限りだ。
●島田専務の話
ちょうどわが社はおいしさ、楽しさ、分かりやすさ、買いやすさの四つを柱に運営を進めているが、大陳コンクールで全国1位をいただけたことは初めてなので、これを自信に、もっとお客さんに楽しんでいただける売場がつくれる良い機会にしていただいた。他の店も河内長野店に見習って、いろいろなことに挑戦する切っ掛けになると思っている。
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なお、12年春の同コンテストは4~6月の期間で実施する計画。
(大居政光)