九州夏期特集2024
九州夏期特集：寄稿＝九州経済調査協会・松嶋慶祐氏 人手不足時代に立ち向かう九州
図1 九州各地と全国・南関東の有効求人倍率
表1 ミスマッチ指数の増減寄与度
表2 2010年、2022年の有効求人倍率（福岡県）
表3 在留外国人向け転職サイトの求人件数と掲載年収
図2 2030年における九州地域各県の人手不足数
◇寄稿 九州経済調査協会・松嶋慶祐調査研究部次長
◆労働力確保が重要課題 持続的成長へ対策必至
九州地域（九州、沖縄県、山口県）は全国に先んじて人口減少社会を迎え、人手不足に伴う社会・経済への影響も先行して表面化している。団塊世代が後期高齢者となり、生産年齢人口の減少が本格化する中、地域経済の成長を持続するためには、労働力の確保と、質の向上が重要となる。近年は働き方改革法の施行や多様な働き方への対応、外国人労働者受け入れ政策の転換など、労働や働き方をめぐる環境が変化してお
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