雪印メグミルクがリニューアル発売した栄養強化型乳飲料「毎日骨太MBP」は、おいしさを強化し、牛乳と栄養強化型乳飲料をつなぐ新たなカテゴリーとして期待されている。

中身のスペックアップによって味わいを高めたことに加え、同社独自の機能素材「MBP」で栄養面にも貢献。「飲める人」の幅を広げ、市場伸長を目指す。

「毎日骨太」ブランドは、1993年に発売された乳飲料「毎日骨太」から続くロングセラーブランド。これまで栄養機能強化型の白物飲料は、健康意識の高い層にユーザーが限定され、微減傾向が続いていた。同品は乳脂肪分を1.0％から1.8％に高めることで、牛乳らしい味わいを実現。コップ2杯で1日分のカルシウムとビタミンDがとれるワンランク上のカルシウム強化飲料として、新たなユーザーの獲得を進める。

大容量タイプ（900ml）は「ピュアパック　センス　ウェーブ」という口栓付き容器を日本で初採用。内蓋がなく開けやすいキャップで、注ぎ口に直接手が触れないので衛生的に扱える。

また、牛乳由来の機能性タンパク質「MBP」を牛乳の約2倍摂取することが可能。「毎日骨ケアMBP」など同社の他ブランドとともに価値を高めていきたい考えだ。（小澤弘教）