森永乳業、グループ牧場に独自ふん尿処理システム導入 メタン排出30%減へ

総合 ニュース 2022.05.18 12399号 05面

 森永乳業は10日、生乳生産に伴う環境負荷の低減と生乳生産基盤の強化を目指し、同社グループの森永酪農販売が運営する那須岳麓農場へふん尿処理システム「MO(エムオー)-ラグーンfor Dairy」を導入すると発表した。同システムを活用することで、牧場で排出されるメタン排出量を最大30%削減することが目標。ほ場に散布する堆肥量も現状の約75%削減することも目指しており、人手やほ場確保に悩む酪農家の課題解決につながる。将来的には同システムを全国の酪農家へ販売することも視野に入れてお

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