明治ホールディングス、乳児用ミルク新知見 脂肪の便排せつ増回避

 明治ホールディングス(HD)は6月28日、乳の主な脂質であるトリグリセリド(TG)の構造を母乳により近似させることで、乳児用ミルク哺乳時の「脂肪の便排せつの増加」を回避できる可能性を見いだしたと発表した。
 明治、順天堂大学、東京大学、東邦大学との共同研究で明らかになった。研究成果は、国際学術誌Nutrientsに掲載されており、乳児のより良い成長・発達に役立つ知見となることが期待される。
 母乳中の脂質は、パルミチン酸(PA

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