VOICE:大貫陽一・Jミルク会長 科学的根拠基づき理解を

 牛乳・乳製品は、戦後の食糧難の時代から栄養面で子どもたちを支え、日本人の体位向上にも大きく貢献した。ただし最近は学校給食用牛乳は飲み残しが多いため、飲用の希望選択制をとる自治体もある。次世代を担う子どもたちの成長期の体作りに、カルシウムの不足が懸念される。グローバルな視点では、温室効果ガスの削減など、持続可能な食料生産システムとしての酪農は多くの課題に直面しており、科学的根拠に基づいた正しい情報とその理解は極めて重要だ。
 日々新しい研究成果が明らか

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