宮城県登米市が発祥の油麩は中小零細メーカーが多いが、仙台麩で知られ山形屋商店は最大手。商品開発やメニュー提案で業界を引っ張っている。小麦粉と食用油という値上げ続きの原料と、同様に高騰する包材資材がコストの多くを占める商品だけに、先送りも限度と今年1月…続きを読む
宮城県仙台市のカネタ・ツーワンは「濃い味のり4切5枚」「焼きのり4切6枚」などの新商品を9月に発売した。主流の全形タイプが苦戦する一方、価格訴求力と利便性を合わせ持つカットタイプが注目されつつある。新たなコンセプトの商品を軸に、減退する消費に歯止めを…続きを読む
海苔大手の白子は「値頃」「適量」などのアプローチで東北エリアのシェアを拡大する。アフターコロナの環境下で需要が回復してきたおにぎり海苔や小分けの朝食海苔などカットタイプの商品が柱となりそうだ。価格改定により「海苔が高い」といった印象が広がる中、需要喚…続きを読む
●好調は海苔、ワカメ、鰹節 日本アクセスの東北エリア2023年4月から24年3月までの前期乾物累計は、金額では前年比8.3%増と前年を上回った。 部門別に見ていくと海産は金額で同7.8%増。値上げ幅が大きく、数量が落ち込んだ。農産は金額同8.9%…続きを読む
●乾物の安定供給に努める 山形丸魚が2020年に立ち上げた水産加工品メーカーのシーブローズ(天童市)。柱となる乾物事業の4~7月の販売実績は売上高が前年比5.4%減となった。乾物をダウントレンドと見る向きがある一方、郷土料理が多い山形県では根強い需…続きを読む
◇国分東北・マーケティング部商品課兼地域共創課 佐藤広子氏 23年10月から24年7月末にかけた国分東北の乾物販売実績は金額ベースで前年比10.7%増と前年を上回る状況だ。カテゴリー別では海苔が同20.4%増、水産乾物が同3.1%増、農産乾物が同8…続きを読む
◇コープ東北サンネット事業連合・店舗商品本部加工商品部門 菅原隆行バイヤー、熊谷潤バイヤー コープ東北サンネット事業連合の前期(23年4月~24年3月)乾物・乾麺の供給数量・金額は、農産乾物で数量が前年並み、金額が前年比4.8%増、水産乾物で数量が…続きを読む
●急がれる産地開発・代替商品切り替え お盆の商戦にはSM各社決まったように、乾物、調味料、山菜水煮、お供え用の干菓子、果物などをチラシに載せる。中でも乾物は普段目立たないカテゴリーだけに目に付く。昨今の消費者に凍り豆腐、片栗粉、団子の粉、あん、天ぷ…続きを読む
アルバネクスは、フライヤーに入れるだけで食用油の延命に有効な「Oil Cella(オイルセラ)」を業務用市場に向けて開発した。本格発売は8月1日から。抗酸化作用、遠赤外線効果、消臭効果などを有する、多機能天然鉱石「AQUA-PS」を使っている。フライ…続きを読む
商品情報授受標準化会議(会議体PITS)は今期、「PITS標準項目」「PITS標準フォーム」について、商品規格書での活用の利点を知らせる普及活動の継続に力を入れるとともにデータベース(DB)事業者間のシステムの完全連携を実現するための標準項目の定義・…続きを読む