愛知県田原市の磯田園製茶の今期(24年8月期)の業績は、日本茶のほか、ハーブティーや健康茶などの商品を幅広く手掛けているOEM部門が売上げをけん引している形で前年並みで着地すると見込まれている。 昨年5月には全国各地の生産者や茶商らが気軽に出品でき…続きを読む
宇治の露製茶は今夏、「伊右衛門」の発売開始20周年を記念し、「伊右衛門抹茶入り煎茶100g袋」に新茶を入れ、1ヵ月程度の期間限定で販売する。パッケージにも変化を加え、シズル感をうまく表現するなど、暑い夏に緑茶を飲みたくなるよう工夫を凝らした。惜しみな…続きを読む
木長園は、日本緑茶発祥の地である京都府宇治田原町に本社を構え、自社の競争力強化を図るとともに、京都府や同宇治田原町、京都府茶協同組合などと官民連携による地域一丸の取り組みにも参加し、「宇治茶」「京都茶」ブランドの浸透を期す。 林長史会長は「国内市場…続きを読む
吉村は夏に向けて茶雑菓で、フィルターインボトル(FIB)を使って、リーフで入れる緑茶とアルコールメニューを併せた「お茶割りBAR」の提案を行っている。自宅で急須を使ってお茶を入れないライトユーザーで、リーフで入れる緑茶の初心者を対象に、アルコール飲料…続きを読む
伊藤園は、お茶の「おいしさ」「すこやかさ」「たのしさ」を訴求し、緑茶リーフ市場のさらなる拡大に取り組む。 今期も、伸長するプレミアムティーバッグやインスタント製品(パウダータイプ)などの簡便性製品の強化に注力する。 加えて、お茶が果たしてきた役割…続きを読む
静岡や京都の宇治などの産地での新茶の初取引では最高値を記録し、今年は幸先のいいスタートを切った。一方、肥料や燃料などの資材価格の高騰は続き、市場環境は厳しいままだ。そのため、「Matcha」として世界的に広く認知されている抹茶原料の輸出に活路を見いだ…続きを読む
◇全国茶商工業協同組合連合会 佐々木余志彦理事長 24年の新茶は品質が良く、需要喚起の絶好の一年といえる。夏に向けて、簡便な水出し煎茶の積極的なPRをはじめ、輸出や有機栽培などの伸びている市場を取り込みながら活性化を図っていく。今回、全国約1000…続きを読む
森永乳業は6月の「牛乳月間」の取組みとして、ファンケルとのコラボを実施している。同社の次世代ミルク「PREMiL(プレミル)」を使ったスペシャルレシピを開発。3~28日に横浜市のファンケル社員食堂でファンケル社員向けに提供。さらに12日から同品ブラン…続きを読む
全日本菓子協会の太田栄二郎会長は11日、東京都内で開催した通常総会後の懇親会で、2025年に北海道旭川市で開かれる「第28回全国菓子博覧会」について、前回の三重県伊勢市での開催から8年ぶりとなった理由を、コロナ禍の影響に加え、手を挙げる地方自治体が減…続きを読む
米でんぷんや加工でんぷんなどを製造する上越スターチが販売するでんぷん加工品「JSミックスPC」は、「次世代食」として関心を集めるプラントベースフード(PBF)市場において、用途の広さから注目されている。水を加えて混ぜる、固化するなどの工程を経ることで…続きを読む