みたけ食品工業の今期麦茶販売状況は、昨年同期と比べ微増傾向にある。PETボトル麦茶が引き続き店舗で大きく販売されている中で、麦茶を飲む機会が増えており、夏季だけでなく年間通した消費となっている。健康志向の高まり--特にノンカフェイン、無糖などは幅広い…続きを読む
富士食糧の24年度麦茶販売は、例年並みで着地した。業務用は前年より5~6%プラスとなり、PBの比率が増えている。NBの「昔のむぎ茶」は横ばいで推移している。 業界全体で原料事情に不安がある中、同社では製品の品質を維持するため、これまで以上に品質管理…続きを読む
小川産業は、同社のロングセラー商品「つぶまる」のばらタイプが好調だ。好みで濃さを調整しやすいばらタイプとなっており、「好みで濃くしたり薄くして麦茶を楽しむ人が増えている」(小川良雄社長)ようだ。 同社は「つぶまる」に使用する三角ティーバッグに、植物…続きを読む
伊勢惣は国内産大麦を100%使用した「深黒麦茶30P」をはじめとした麦茶製品を販売している。国内産大麦の不作が続くなど厳しい原料事情の中、同社では焙煎を工夫することによって、同社の麦茶の特徴である味、色、香りの良さを維持している。 「深黒麦茶30P…続きを読む
「水出しでおいしい麦茶」が好調な、はくばく。06年の発売以来、毎年の2桁成長が続いており、今シーズンも販売強化に取り組む。 水出しの簡便性はもちろん、浅煎り焙煎で「穀物本来の甘みを引き出した」(同社)味わい、抽出した時の「視覚的にもおいしさをイメー…続きを読む
伊藤園は、今期も主力の「香り薫る むぎ茶」(ティーバッグ54袋)や「健康ミネラルむぎ茶」(ティーバッグ30袋)、インスタント製品(パウダータイプ)の「さらさらとける 健康ミネラルむぎ茶」(40g)、「同」(500ml用スティック7本入り)などに注力す…続きを読む
農林水産省の食品産業動態調査によると、24年の麦茶飲料の生産量は前年比6.7%増の152万klとなり、この10年間で生産量が3.6倍に増えた。家庭用ティーバッグ麦茶も3年ぶりに販売量がプラスとなり、しばらく続いたティーバッグの落ち込みが下げ止まった格…続きを読む
清涼飲料業界は物流「2024年問題」の本格化に伴う動きが活発化している。他業界や飲料メーカー間での共同配送をはじめ、AIを活用した倉庫内でのピッキング作業の自動化など現場が抱えるオペレーター不足や重筋作業の負担軽減、ドライバーの待機時間短縮に向け業界…続きを読む
食器の縁につかまり、熱い食べものや飲みものを“ふーふー”してくれる小さなロボット「猫舌ふーふー」=写真=が、6月下旬から発売される。東洋製罐グループホールディングス(GHD)とユカイ工学が共同開発したもので、5年をかけて改良を重ね、製品化された。(本…続きを読む
菓子卸の山星屋は10次中期経営計画「People's菓子CHALLENGE2027」を今期始動。最終年度の27年度までに、菓子卸として史上初となる4000億円の大台を大きく超える売上高4200億円、営業利益60億円を目標に掲げる。(青柳英明) ※詳細…続きを読む