丸美屋食品工業、「春のディスプレイコンテスト」近畿地区優秀賞決まる

地区最優秀賞(Aコース)フタバヤ彦根店

地区最優秀賞(Aコース)フタバヤ彦根店

 丸美屋食品工業は3月1日~4月30日、恒例の「10年春のディスプレイコンテスト」を実施、その近畿ブロック選考会が13日、同社大阪支店内で開催された。厳選なる審査のうえ、地区最優秀賞として、Aコース(30ケース以上)フタバヤ彦根店(滋賀県)と、Bコース(30ケース以下)ビバ甲子園店(兵庫県)ほか5賞88店舗が選出された。最優秀賞2店は全国大会に出場する。

 第18回目を迎える同コンテストだが、今回の審査基準は、(1)活気ある売場を演出し購買意欲喚起が図れているか(2)春のキャンペーンの意図をアピールできているか–の2点。

 今回特に「のりたま」発売50周年、「とり釜めしの素」同40周年に当たることから、賞金額アップと受賞店舗数増加を図った。加えてディスプレーツール充実も図り、バックアップ体制も万全とした。

 これに連動し同支店では積極的なPR活動を展開した結果、新たな参加店を確保でき、期間売上高は前年比6%伸長した。ただ扱い商品などで厳密に参加店を絞ったほか、小規模店舗の減少などを受け、総参加店数は前年比1.1%減の736店にとどまった。

 だが「この数字は全国の約20%に当たり、支店係数の15%より5ポイントも高い」(高橋和彦支店長)とし、近畿での盛り上がりを評価している。

 (佐藤路登世)

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