爽やかな笑顔で雪若丸のイメージにぴったりな田中圭

　山形県の新たなブランド米「雪若丸」の新CMが15日、近畿と中京、首都圏、県内でスタートした。18年に本格デビューを飾り、この間イメージキャラクターを務めた俳優の田中圭を今年も起用。農家の縁側で新米の雪若丸を食べながら「日本のコメは全部おいしいが、あえて言うなら『雪若丸』が好き」と農家のおばあちゃんに話し「元気な粒立ちにうまさぎっしり雪若丸」というナレーションが流れる、爽やかな内容だ。同日、マスコミ向け新CM発表会をオンラインで開催。冒頭、吉村美栄子県知事がビデオ出演し「全国の産地で新たなブランド米がどんどん生まれ、まさに戦国時代を迎えている。その中で、大粒で弾力がありしっかりした味わいの雪若丸は、料理のおいしさを引き立て、カレーや寿司専門店からも好評を得ている。つやひめやはえぬき同様に、米どころ山形の存在感を高めてほしい」と話した。

　一方、田中は「2年前の誕生から、一貫してイメージキャラクターを務め、一緒に成長してきた感がある。新CMは、ありのままの自分が表現でき満足している。雪若丸を真においしいと思って食べているからだ。雪若丸のPRに努め、一人でも多くの人に知ってもらい、食べてもらいたい」と話した。

　新米の試食も行い、自身が選ぶご飯に合うおかずナンバーワンの焼肉を食べながら、雪若丸を頬張り「おいしい、本当においしい」と連呼した。（佐藤路登世）