日本のネギのルーツ「難波葱」 浪速生まれで河内育ち 甘み・とろみに希少性

生鮮食品 ニュース 2021.01.29 12179号 11面
住宅地にあるネギ畑で、稲田元正稲田ファーム代表

住宅地にあるネギ畑で、稲田元正稲田ファーム代表

 【関西】寒い冬が旬のネギだが、浪速に生まれ河内で育った「難波葱」は、甘みや独特のとろみに特徴がある。このネギ、日本のネギのルーツといわれ、実は遣唐使時代にネギが、中国から日本に最初に伝わったのが大阪。現在のなんば駅周辺が、かつては一面のネギ畑だったという。都市化に伴い産地が南下し、現在では松原市周辺を中心に栽培されている。(佐藤路登世)

 難波葱の収穫期は、11月から4月中旬までだが、特においしいの

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