24年県産果実、多くが作柄不良 加工用トマト「最悪」級

生鮮食品 ニュース 2025.05.30 12940号 12面

 【長野発】長野県缶詰協会によると、2024年の県産果実は酷暑や集中豪雨、病害虫の発生などで多くが作柄不良となった。特に加工(ジュース)用トマトは収穫量が4194tと前年を21.6%下回る「過去最悪に近い結果」(同協会)で、長引く生産減に拍車がかかった格好だ。
 全国2位の生産量を誇るリンゴの収穫量は11万800tで、前年比3.6%増。ただ、23年実績には2万t以上及ばず、不作の挽回にはいたらなかった。加工用原料は主力品種のふじで裂果などが多く発生した

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